2001-04-26 第151回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
○久保田真苗君 広島で長くお暮らしになった経験をお持ちで、実際にその当時のことはもう議員の方がよく御存じだと思います。ただ、あのとき確かに、大変な原子爆弾の被害、沖縄の被害、それから東京大空襲を目の当たりに見た、そういったものがありまして、一日も早くこの戦争の地獄というものから逃れたいと思っていたけれども、なかなかその時期が訪れなかった。だから、このときに、もう二度とやらないという、これは本当に私どもは
○久保田真苗君 広島で長くお暮らしになった経験をお持ちで、実際にその当時のことはもう議員の方がよく御存じだと思います。ただ、あのとき確かに、大変な原子爆弾の被害、沖縄の被害、それから東京大空襲を目の当たりに見た、そういったものがありまして、一日も早くこの戦争の地獄というものから逃れたいと思っていたけれども、なかなかその時期が訪れなかった。だから、このときに、もう二度とやらないという、これは本当に私どもは
○久保田真苗君 私は、九十六条に改正の手続があるということは、非常に慎重ながら、絶対に憲法が完全無欠なものではないということを憲法は一応認めていると思います。ただ、十一条にありますように、基本的人権につきましては、侵すことのできない永久の権利だと、このことについて特に限定を付しているということがございます。 また、改正がしにくいということですが、基本法でございますから改正がしにくいのは当たり前で、
○久保田真苗君 「憲法」を愛する女性ネットの久保田真苗と申します。きょうは本当にありがとうございます。 私は、終戦のときにちょうど二十歳でしたから、それ以前の古いこともそれ以後のこともかなりよく覚えております。 戦前、女学生のとき、私は福沢諭吉の「新女大学」という本を読んだことがございます。それは、江戸時代のあの悪名高い「女大学」を一節ずつ引いて痛烈に批判し、男女平等を説いたものでしたが、その古
○久保田真苗君 次に私は、きょう時間をいただきましたのは、戦後五十年の問題としまして、ぜひとも法務大臣並びに法務省幹部の皆様の御注意を喚起したいことがございます。それはフィリピンにおける残留孤児の問題なんです。 私が申し上げておりますのは、現在フィリピンとの間にできている混血児の話ではなくて、戦前と戦中にわたって生まれた日本人あるいは日比両系人の問題でございまして、戦争中被害を受け、また日本軍とともに
○久保田真苗君 オウム真理教の問題につきましては本史に御苦労を願っております。もう前代来聞の規模であり、その目的は一体どこにあるのかというようなことで非常に大きな国民の関心を集めておるところでございますけれども、私はちょっと角度を変えた問題を一つ伺いたいと思います。 それは、報道にもございましたところですけれども、微罪による逮捕とか、あるいは捜査上の都合を理由にした逮捕事実の未発表といったようなことがございまして
○久保田真苗君 さっきから気になるんですが、総理官邸のお話、とてもいい考えだと思うんですね。今までに太陽熱を官邸で利用なさったのは、私の知っている限り佐藤栄作夫人が屋根で干物をおつくりになったと、それ以来ないんです。私、古い建物だから今のを全部改造しろとは決して申しませんけれども、お庭が広くて、そこに照明灯がある、そういうものは簡単にできるはずなんです。そういう形をやっても、こうした法律案大綱がせっかく
○久保田真苗君 通産省に伺いたいんですけれども、まず震災等への新エネルギー活用についてお取り上げいただいて大変うれしいんですが、こうした「太陽光発電システム等災害時にも有用な環境調和型エネルギーシステムの導入を図る。」とありますけれども、もう少し具体的にお聞かせいただけますか。どういうお考えで、どういう手段をもってやっていくのか。つまり、聞きますところによりますと、住宅でいえば三年間に十万戸を建てかえるという
○久保田真苗君 新エネルギーの問題というのは、例えば太陽光発電は住宅用並びに公共施設用、そういうおとなしいものなんで分散型の極めてたくさんの発電所があるということでございまして、これを巨大な工業用に使うというようなことをだれも言っているわけじゃないんです。ただ、住宅用というのも三分の一ぐらいはあるんですよ、電力からいえば。そういう点からいいますと、今の一・二、十五年先の三%というのは低過ぎる。少なくとも
○久保田真苗君 ちょっと一言内外価格差の問題で、それは結局雇用問題に期するのだと、そのことは確かにそうだと思います。また日本の場合、人件費、サービス業の問題があるということなんですが、ただサービス業の問題あるいは人件費についていえば、それは先進国にはある程度共通の問題で、その意味で先進国は高いと思います。 問題は物なんでして、物についての内外価格差が大きい。つまり、今の円高でいいますと、購買力と為替
○久保田真苗君 二つあるんです、この分野で。 一つは、一番初めの「我が国の産業経済をとりまく環境の変化」というところで、成長の低下と構造の変化というふうにあるわけです。私はここに、取り巻く大きい環境の変化としてUNCEDでも、その前の環境会議でもキーワードとなってい至言葉がありますね、それは持続可能な発展という言葉なんです。それを私はこの前半にも後半にも入れていただきたいと思うんです。それが一番大
○久保田真苗君 次にお伺いしたいのは、大臣が昨日なさいました記者会見でございまして、円高・株安に対する姿勢といいますか、方策をお示しになったわけでございます。 ここには、いわゆる三点セットのようなものが、新聞報道で見ますと臨調介入、それから公定歩合の引き下げを示唆なすった、それから補正予算の中で円高対策を盛り込むということをおっしゃったわけでございます。 それで、もう少し具体的に例えればと思いますけれども
○久保田真苗君 一般に育児給付の額が少ないんじゃないかという意見もございますし、私も育休手当は多い方がいいと思いますけれども、しかし二五%は実額としては見た目よりもよくなっているということで非常に大きい前進だと思っております。 また、もう一つ、一般職公務員につきましては九四年九月から介護休業制度が実施されておりますし、民間では一九九九年ですから大分遅いんですけれども、実施されることになるわけでございますね
○久保田真苗君 初めに、法案について伺います。 育児休業法が成立しましたのは平成三年の五月でした。その当時は無給でした。そして、収入がないのに保険料あるいは年金の掛金を払うということはかなり大きな負担でございました。しかし、その後、国民年金法の改正によりまして、この四月から育児休業期間中は年金や健康保険料の掛金が免除されるということになりまして大変喜んでおります。 また、今回の改正によりまして、
○久保田真苗君 科技庁は安全を守る官庁ですから、規制を強化するという方向は確かにありますでしょう。でも、私は、これについて許認可が従来よりうるさくなる点を一つ認めるんです。それは何かといいますと、表示付ガスクロマトグラフというのがあります。放射線取扱主任が免除になるのはこの機器だけを使う人に免除になるわけですね、ですから、それは合理化であり恩典だと思います。この表示付ガスクロマトグラフというのは、平成五年度
○久保田真苗君 放射線障害防止法について伺います。 私は、一般的に言いますと、事業所における機器の、OA機器まで含めてですけれども、リース制度というものの普及を歓迎しているんです。なぜかといいますと、この七月一日から製造物責任法というのが施行になりますけれども、ECなどでは以前からPL法を持っておりまして、PLからELへという段階に既に進んでいるということでございます。もちろん、ELというのはエコロジーライアピリティー
○久保田真苗君 次に、新エネルギーの問題です。 先ほどあちらからお出しになりましたけれども、新エネルギーにつきまして大臣も大変御熱心と伺っておるわけでございます。私も、先日閣議決定された新エネルギー大綱を歓迎するものでございます。しかし、内容を見ますと、かなり歩みが遅いなという感じを受けるわけでございます。というのは、九二年、ですから今も大体そんなものだと思いますが、エネルギーの中に占める比率が一
○久保田真苗君 確かに本部というものがたくさんできまして、全然開かれない本部がたくさんあって、それをときどき整理していることは事実なんです。ですけれども、そうした本部もたくさんあって、常設されている本部は幾らもあるんです。その中には常設の必要がないものがいっぱいあります。 ですけれども、災害に関してはそうではない。常設されていなければ駆け出しのところが間に合わないわけです。そのためのロスが非常に大
○久保田真苗君 きょうは三月十日でございまして、実は東京大空襲五十年になります。私、オールドタイマーなものですから非常によく覚えているんですけれども、江東区だけで十万人の方が亡くなられたということでございまして、御冥福をお祈りしたいと思います。 また今回、想像を絶する阪神・淡路の地震でございます。大変な被害でもうびっくりしておりましたんですけれども、これ全国のストックに占める割合で見ますと〇・八%
○久保田真苗君 余り総論でもないんですが、私、十二月十六日の閣僚会議の新エネルギー導入大綱というのを見て大変うれしく思ったんです。何がうれしいかといいますと、重点導入ということで幾つかの新エネルギーを選定しているということを歓迎したいんです。エネルギー問題の方向というのは既にわかっていることだと思うんですね。それが大綱によりますと、新エネルギーの導入というのは実はほとんど進んでいないという指摘があるわけで
○久保田真苗君 私、例えばリース制度なんというのは、命令しなくても自然にそうなるという意味で一考に値するものかななどと思っておりますけれども、やっぱり製造者の一貫責任ということは、今後追求されるべきことだろうと思っております。 それから次に、ソーラーの問題なんですが、同じ会議で大変ソーラーに傾斜していまして、私それはとても結構なことだと思うんですけれども、ソーラー技術を途上国に輸出していく国はそれは
○久保田真苗君 国会の都合でちょっと時間をカットされましたので、質問を束ねて申し上げますので、よろしくお願いします。 一つは、同じ会議でPLからELへというかけ声があったんです。PLというのは、私も最近PL法が成立して恥をかかずに済んだんですけれども、ドイツの方はEL、エコロジーライアビリティーということで、商品の設計から最後のリサイクル、廃棄、そしてごみとしての処分、そこまでを一貫した製造者の責任
○久保田真苗君 最近、経済にかかってくる環境からの制約というものを大変実感するわけでございます。 初めに、長官にお伺いしてまいりたいんですけれども、その背景の一つは人口であり、もう一つの大きい要素はエネルギーではないかという感じがいたします。そして、エネルギー問題というのは、エネルギーの供給源が枯渇するかしないかというだけではなくて、それも問題ですけれども、それを使った場合の温暖化とか生態系とか、
○久保田真苗君 それで、閣議で決めたこと、これは当然守られると思いますけれども、その個別の状態において閣議にかけるということについても午前中に質問があったわけです。閣議にかけるということ、これは閣議決定の中では、例えば緊急事態の対応だとか機種だとか機数だとか人員等そういうことを個別にメンションしておりますから、それについては少なくとも閣議にかかるという、そういうことは当然期待していいと思うんですが、
○久保田真苗君 想定していないけれどもどういう事態が起こるかということはだれにも予測ができないわけでございますから、その点をあくまで担保するという意味では私は閣議決定よりも法律は数等まさっていると思うわけでございます。しかし、閣議決定でも大臣はそういう心配はないかという点についていかがなんでしょうか。
○久保田真苗君 初めに本法改正についてお伺いしたいと思います。 私は、きょうはずっと朝からの議論を拝聴していまして大変いい討議があったと思っております。それで昨年の十一月五日、閣議決定に至るまでのことにつきまして、私は社会党は大変苦しんだと思うんです。そして、時間もエネルギーもそこに投入してこのような結論に至っているということでございますけれども、先ほど来からの議論を拝聴しておりますと、与党からも
○久保田真苗君 大臣にお伺いしますが、つまりこの委員会が意見を具申する場合には、政府の講じた施策そのものの不十分や欠陥をも指摘するということを期待されるわけでございますね。
○久保田真苗君 法案について伺います。 第三次行革審の最終答申の趣旨から見ますと、この委員会の機能というものほかなり限定的であるという感じを受けます。しかし、限定的でありかつ規模が小さいということは、それなりの迅速性とか機動性といったようなメリットもあると思います。ただ、私が気になりますのは、この行政改革というテーマが政府にとって非常に特殊なテーマだということなのでございます。つまり、自分の座っているいすは
○国務大臣(久保田真苗君) 公共料金につきましては、現在わかっておりますもので約十七件でございまして、例年おおむねその水準でございます。しかし、現下の厳しい経済情勢の中で公共料金が上がるということはなかなか大変でございますので、先週、物価安定政策会議を開きまして、委員の御意見というものを部会長から新聞発表でさせていただいたところでございます。その内容は、経済情勢にかんがみて徹底した合理化を行い公共料金
○国務大臣(久保田真苗君) 確かに期末の要因はございまして、生産などは、わずかですが、続けて今月も、二月も上がっておりますが、四月にはその反動があるやもしれないと思っております。 そして、円高につきましては、昨年は二月から年央にかけまして、円高あるいは異常気象、冷夏、長雨でございますね、そういった要因が経済に大変影響をもたらしたのでございますけれども、今回の政府経済見通しにおきましては、国際経済情勢
○国務大臣(久保田真苗君) 景気の現状は明るい兆しかあらわれてきていることは事実でございます。 例えば、住宅投資が極めて高水準で続いておりますとか、公共投資が堅調でございますとか、あるいは家計の消費が四カ月連続で増加になっておりますとか、あるいは白物家電、VTR、軽自動車、そういったようなものに消費の芽があらわれておりますとか、そういったものがございます反面、設備投資の方は減少が続いておりますし、
○久保田国務大臣 公共料金につきましては、昨年秋から、電気、ガス、運賃その他につきまして、経企庁におきましても、また関係省庁におきましても、さまざまな値下げあるいはこれを先延ばしするというような措置を講じてきたところは先生御案内のとおりでございます。 今般、私どもも目下この公共料金の数、内容につきまして検討しておりますが、公共料金の値上げが予想される件数がことし特別に多いということではないのではないかと
○久保田国務大臣 景気の現状から見まして、公共料金がたくさんに上がっていくということが望ましくないということは当然だと思います。でございますから、公共料金につきましては、まず経営の徹底した合理化を前提とした上で、物価や国民生活への影響を十分考えた上で厳正に取り扱うことという方針を持っておりまして、その値上げに当たりますときには、真にやむを得ないものに限り、また、時期あるいは改定幅、そういったものを極力調整
○久保田国務大臣 景気の動向が、明るい指標がふえてきていることは確かにそうだと思います。 おっしゃいますように、個人消費が特にことしに入って好転しているとか、住宅投資が非常に好調であるとか、あるいは設備投資の面でも、機械受注については下げどまりの兆しが出ておりますとか、また生産指数が、一月が前月比一%増、二月、三月についても増の予測が立っているとか、在庫調整がやや進展しているとか、それから企業の業況判断
○久保田国務大臣 八日の月例にもございましたように、明暗の指標が今はせめぎ合っていて、その中でも消費とかストック調整とかといった面で明るさがまあ少し増している、そういう状態で、この芽を大事に、しかし全体として、おっしゃいますように、雇用の不安が去ったわけではございませんので、それが悪いスパイラルに、調整が起こる、消費を冷やす、企業の収益が落ちるという悪循環にならないような方向へ持っていきたい、そう思
○久保田国務大臣 ことしの二月の東京都の区部の速報で見ますと、米類の価格は昨年同月と比較して一一・四%の上昇という結果になっております。これが二月の東京都区部におきます消費者物価総合指数を対前年同月比で〇・一五%程度押し上げたというふうに試算しております。
○久保田国務大臣 お米の問題につきましては、経企庁としましては、消費者、これを買う立場から、昨年秋以来いろいろと農水省にもお願いしているところでございます。 今おっしゃいましたブレンドの問題につきましては、一時、それはもう消費者の選択の幅が広がるように、できるだけそのような形での販売を御希望申し上げたこともあるのでございます。しかし、今三対七の割合で輸入米が多くなっているという状況のもとで、やはり
○国務大臣(久保田真苗君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。 我が国は、今までに経験したことのないバブル崩壊の影響などもありまして景気の低迷が長期化する中で、これまで我が国を支えてきました生産者重視の経済社会構造の見直しを求められております。それは、生活者・消費者重視へと我が国経済社会の基本的理念の転換を促すものであり、私たちは、この新しい時代
○国務大臣(久保田真苗君)(続) さらに、国土の特色ある発展に向けて、東京一極集中の是正と地域の活性化を図るとともに、持続的成長が可能となるよう、環境と調和した経済社会を築いていくための施策を推進してまいります。 第三は、政策の重点を生活者・消費者重視の視点へ移し、国民経済の目標をより直接的に生活の質の向上に結びつけ、国民一人一人の生活を豊かにしていくことです。 このため、平成六年度予算におきまして
○国務大臣(久保田真苗君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。 我が国は、今までに経験したことのないバブル崩壊の影響などもあって景気の低迷が長期化する中で、これまで我が国を支えてきた生産者重視の経済・社会構造の見直しを求められております。それは、生活者・消費者重視へと我が国経済社会の基本的理念の転換を促すものであり、私たちは、この新しい時代の流
○国務大臣(久保田真苗君) この前、先生に私の考えの一端を申し上げさせていただきました。 私は参議院議員でございますが、参議院の選挙制度がかつての全国区から比例区に改正されまして十年でございまして、この間を私経験しておりますけれども、私、議員としての立場からいいますと、参議院の制度に今それほど大きな変更を要する点があるのかどうかということを疑問に思います。したがいまして、今後衆議院がどういうふうに
○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。 衆議院の選挙制度が決まりましたならば、これを踏まえながら、各党各派でもっていろいろ御論議がいただけるだろうということでございます。
○国務大臣(久保田真苗君) たくさんいいポイントを挙げていただきました。確かに私ども経済企画庁は地方の組織を持っておらないのでございますけれども、しかし、地方へ行って経済界の方、あるいは私自身も農家を訪れたり、努めて地方の実態に触れて御意見も伺うように努力していることはぜひお認めいただきたいと思います。 二・四%について申し上げますと、確かに二・四%というのは民間の機関などの出している数字より大分高
○国務大臣(久保田真苗君) 景気が非常に急ぐということは、内閣発足の当時から認識は十分にしておったと思います。 それで、特に円高が八月の半ばに百円台までいったというようなことから、経企庁としましては、緊急経済対策を九月十六日に出しておりますが、それはもう本当に徹夜作業でやって調整をさせていただいたところなんです。しかしその後、二次の補正予算が大分おくれたということについては全く私も本意でないところでございまして
○国務大臣(久保田真苗君) 景気の山というのが平成三年の四月で、そこから下降期に入って、平成四年の実績が〇・七、平成五年度の実績見込みが〇・二というふうに出しておるわけで、その辺非常に底になってきていると見られるわけでございますけれども、昨年の六月に底入れ宣言というのをされました、そのときの状況が実は四-六月期でマイナス〇・五というふうになっております。 その内容を見ますと、外需がマイナス○・五、
○国務大臣(久保田真苗君) 平成四年度につきましては、実質GNP三・五%と見積もりまして、結果的にはバブル崩壊の大きな影響が出まして〇・七%となりました。また、平成五年度につきましては、三・三%と見積もりまして、結果的には、見込みでございますが、現在〇・二%と下方修正いたしました。
○国務大臣(久保田真苗君) 平成六年度の実質GDPにつきましては二・四%、実質GNPにつきましては二・六%の成長を、さまざまの経済対策の成果を見込んだ上で策定させていただいております。
○国務大臣(久保田真苗君) 連立政権成立のときの合意、覚書事項としましてバランスある税制体系を検討していくということは、私ども十分承知して入閣しております。 この間の件に関しましては、それよりも恐らくさらに広く行政改革その他全般にわたる国の財政問題を論じていく機会だと思いますので、私は極めて精力的に協議会の協議が行われ、本当に合意点を見つけることができるとよいと思っております。
○久保田国務大臣 確かに、経常収支は来年度十三兆二千億円というふうに―十三・八兆円です、失礼しました。というふうに出しております。本年度の見込みよりも六千億円、八十億ドル、こういった減少を見込んでおります。 これは、昨年来黒字が縮小していくという・・・・・・(柳沢委員「そんなこと聞いていないんだ、何がメッセージなんだ」と呼ぶ)メッセージというよりは、これは私どもが考えている、黒字を縮小していくという
○久保田国務大臣 経済見通しの作成につきましては、現在非常に転換期にありまして、今後内需拡大という方向へ……(柳沢委員「中身を聞いているんじゃないの、どうして漫然と過去を踏襲したかということを聞いているの」と呼ぶ)漫然と過去を踏襲したというよりは、過去の経験に即した実態の中から、今起こっているいろいろな問題をその中へ織り込んだというふうに考えております。